ホーム借用書トップ>借用書の種類 お金を貸し借りする際に作る契約にも色々な種類があります。以下で少し紹介します。

金銭消費貸借契約

◆金銭消費貸借というのは、貸主が借主に金銭の貸付をして、借主がその金銭を消費して、貸付を受けた金額と同額の金銭を返還する取引を指します。

◆この契約は当事者間の合意だけでは足りず、現実に貸主から借主へ金銭を交付することにより成立する要物契約です。契約書などを作成する際には、借主が金銭を借り受け、受領した旨を明確に記載すべきでしょう。

金銭消費貸借兼抵当権設定契約

◆上記の金銭消費貸借契約に抵当権を加えたものです。もし借主が金銭の返済ができなくなった場合に備え、あらかじめ借主が不動産を抵当に差し入れておく契約をします。

債務承認弁済契約

◆すでに成立している金銭消費貸借契約から発生している債務の存在を債務者が承認して、その返済を約束する場合にかわす契約です。

◆債務承認弁済契約は、既存の債務の弁済を約束する契約のことをいいます。ですから、債務の内容を具体的に特定することが重要です。

金銭準消費貸借契約

◆既存の債務を金銭消費貸借契約に切り替える契約です。買掛金債務などの金銭債務を、借金という形に置き換えて弁済をしていく場合に結ぶ契約です。

「借用書トップ」に戻る場合はこちらから